循環器内科とは

循環器内科は主に心臓病や血管の病気の診療を行う専門科です。
循環器疾患は、喫煙、食事、運動、飲酒、肥満などの生活習慣との関連が深いので、生活習慣改善も大事になってきます。
高血圧、高脂血症、肥満等は、循環器系の疾患を合併してしまう事もあるので、狭心症・心筋梗塞に注意が必要です。
高血圧、喫煙習慣、高脂血症などの循環器疾患のリスクの大きい人は、定期的に循環器科の診察と指導を受けることをお勧めします。
主な循環器内科の病気
狭心症、心筋梗塞、弁膜症、心不全、不整脈、閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤、下肢静脈瘤、先天性心疾患など
主な循環器内科の病気の説明
- ◎ 高血圧
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血液を運ぶ動脈に汚れがくっついて流れが悪くなると、心臓は圧力を高めて末端の血管まで血液を流そうとします。
その結果、高血圧の症状が出てきます。
つまり、高血圧とは、血圧が高すぎる状態のことをいいます。
高血圧を放っておくと、脳卒中や心筋梗塞 など動脈硬化による様々な病気の原因となります。 - ◎ 高脂血症
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高脂血症とは、血液中に溶けている脂質の値が必要よりもとても多い状態をいいます。
高脂血症の特徴として、血中脂質が異常に増加してもほとんどの場合において自覚症状がほとんどありません。
血中脂質が高い状態が続くと狭心症、心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなります。 - ◎ 動脈硬化
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動脈硬化は、その名の通り動脈がかたくなることです。
動脈がかたくなると血管の内側がもろくなってこぶのようなものができ、血管の中がせまくなったり、詰まったり、こぶのようなものがはがれ血液中をただよい血管を詰まらせたりします。
進行してしまうと心臓に大きな負担がかかり、心疾患等患う可能性もあります。 - ◎ 不整脈
- 不整脈は、心拍数が異常に多い、逆に少ないことによって、他にも電気刺激が異常な経路をとってしまうことにより、心拍のリズムが不規則になった状態をいいます。症状としては、動悸やめまい等がします。
- ◎ 心臓弁膜症
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心臓にある弁に何らかの障害が起き、本来の役割を果たせなくなることを弁膜症といいます。
弁膜症には、弁の開きが悪くなり血液の流れが妨げられる「狭窄」と、弁の閉じ方が不完全なために血液が逆流してしまう「閉鎖不全」があります。
こんな症状の時、循環器内科を受診ください。
- 胸が苦しい・痛い
- 胸が締めつけられる
- 急に胸がどきどきする
- 脈が飛ぶ・乱れる
- 血圧が高い
- 息切れがする
- 息苦しくなる
- めまいや立ちくらみがする
- 最近顔や手足がむくんできた
- 健診で心臓の雑音や心電図異常を指摘された
- 胸部X線写真で心臓が大きいと言われた など
循環器内科の診療日
循環器内科の診療日は、水曜日です。
診療時間等詳しくは外来担当医表から確認できます。
- 都合により診療時間や担当医が変更になる場合がございます。
詳しくは、TEL:0570-089-038へお問合せください。